ひがた‐せいうん【干潟星雲】
射手座の南斗六星のやや西にある散光星雲。別名NGC6523またはM8。距離は約3900光年。名称は、南北に筋状の暗黒星雲があり、潮が引いたときの干潟または珊瑚礁に似ていることに由来する。若い高温...
ひが‐もの【僻者】
心のひねくれた人。「世の—にて交らひもせず」〈源・若紫〉
ひき‐あけ【引(き)明け】
夜明け。明け方。「春の—の薄紫の空に」〈菊池寛・蘭学事始〉
ひき‐おこし【引起】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱、葉は広卵形で対生する。秋、淡紫色の唇形の小花が多数咲く。全草を乾燥したものを延命草といい、健胃薬とする。
ひき‐たが・う【引き違ふ】
[動ハ下二] 1 方向を変える。「あやめ草—・へたる袂には昔を恋ふる音(ね)ぞかかりける」〈新古今・哀傷〉 2 今までとはすっかり変える。「うつし心をば—・へ、たとしへなくよろづ忘るるにも」〈紫...
ひ‐さかき【柃】
サカキ科の常緑低木。山地の乾いた所に自生。葉は密につき、長楕円形で先が鈍くとがる。雌雄異株。春に白い小花が束になって咲き、黒紫色の実を結ぶ。サカキの代わりに神事に使う地方もある。庭木にする。《季...
ひさき
平成25年(2013)9月にJAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)がイプシロンロケットで打ち上げた、惑星分光観測衛星SPRINT-A(スプリントエー)の愛称。世界初の惑星観測専用の宇宙望遠...
ひすい‐きせき【翡翠輝石】
輝石の一種。ナトリウム・アルミニウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。色は白・緑・紫などで半透明。単斜晶系。低温高圧の変成作用を受けてできた結晶片岩などに含まれる。ジェダイト。ジェイダイト。
ひそく‐いろ【秘色色】
1 染め色の名。瑠璃(るり)色。 2 襲(かさね)の色目の名。表は縦糸が紫、横糸が青で、裏は薄色のもの。
ひた‐おもて【直面】
[名・形動ナリ] 1 面と向かい合うこと。また、そのさま。「ただかう殿上人の—にさしむかひ」〈紫式部日記〉 2 ⇒ひためん(直面)