かい‐どう【海棠】
1 バラ科の落葉小高木。枝は紫色で垂れ下がり、葉は楕円形。4月ごろ、紅色の花が下向きに咲き、実は丸く、黄褐色に熟す。中国の原産で、庭木などにする。垂枝(すいし)海棠。花(はな)海棠。《季 春》「...
かいれん‐せき【灰簾石】
カルシウム・アルミニウムなどを含む複雑な含水珪酸塩鉱物(けいさんえんこうぶつ)。緑簾石(りょくれんせき)の仲間で、結晶片岩に柱状結晶として存在する。斜方晶系。バナジウムを含む青紫色で透明なものは...
かえ‐さ【帰さ/還さ】
《「かえるさ」の音変化「かえっさ」の促音無表記》 1 帰る時。帰る途中。「そのみわざに詣(まう)で給ひて、—に」〈伊勢・七八〉 2 帰ること。特に、賀茂の祭りの翌日、斎王(いつきのみこ)が紫野の...
かがく‐せん【化学線】
紫外線のこと。化学的反応を起こしやすいところからいう。
かがく‐はっこう【化学発光】
化学反応に伴って発光する現象。例えば、ルミノールが酸化されて青紫色の光を放つなど。化学ルミネセンス。ケミルミネセンス。
かが‐ゆうぜん【加賀友禅】
石川県金沢市付近で発達した友禅染。様式化された図柄で、配色に藍・臙脂(えんじ)・紫などが多く、ぼかしを使っている。
かき‐かわ・す【書き交はす】
[動サ四]手紙などをやりとりする。「人のもとに—・したる文を」〈紫式部日記〉
かき‐つくろ・う【掻き繕ふ】
[動ハ四]形よく整える。体裁よくする。かいつくろう。「御髪(ぐし)—・ひなどし給ひて」〈源・若紫〉
かきつばた【杜若/燕子花】
[名] 1 アヤメ科の多年草。湿地に群生。葉は剣状で幅広く、基部は鞘(さや)になり茎を挟む。初夏、濃紫色の花を開く。外花被3枚は垂れ、中央に黄や白の斑紋がある。内花被3枚は小さく、直立する。園...
かきつばた‐いろ【杜若色】
カキツバタの花のような色。鮮やかな紫がかった青色。