裾(すそ)を掻(か)・く
足をなぎ払って倒す。転じて、他人を出し抜く。裏切る。「小紫だ、高尾だと、あの男に—・かれて」〈万太郎・市井人〉
ストケシア【(ラテン)Stokesia】
キク科の多年草。高さ約50センチ。葉は線形。夏から秋、ヤグルマギクに似た青紫色や淡紅・白色などの大形の頭状花をつける。北アメリカの原産で、観賞用。るりぎく。《季 夏》
ストック【stock】
[名](スル) 1 在庫品。手持ちの品。「—が底をつく」 2 ためておくこと。蓄えておくこと。「食料品を—する」 3 牛・鶏・魚の肉や骨、野菜などからとった煮出し汁。スープやソースの材料にする。...
すはま‐そう【州浜草】
ミスミソウの変種。葉の先は丸みを帯びる。早春、白色または紅紫色の花を開く。ゆきわりそう。《季 春》
すべり‐ひゆ【滑莧】
スベリヒユ科の一年草。路傍・畑など日当たりのよい所に生える。茎は赤紫色を帯び、下部は地をはう。葉は肉質で長円形、つやがある。夏、黄色の小花を開く。うまびゆ。《季 夏》「淋しさや花さへ上ぐる—/普羅」
スペクトル【(フランス)spectre】
1 可視光および紫外線・赤外線などを分光器で分解して波長の順に並べたもの。 2 複雑な組成をもつものを成分に分解し、量や強度の順に規則的に並べたもの。「音響—」「質量—」
スポット‐カラー【spot color】
カラー印刷をするとき、特別に調合したインクで表される色。通常の色は、青緑色(cyan)、赤紫色(magenta)、黄色(yellow)、黒(black)の4色(CMYK)の割合を変えたプロセスカ...
すまい‐の‐せち【相撲の節】
平安時代、毎年7月に宮中で、諸国から召し集められた相撲人(すまいびと)の相撲を天皇が観覧した行事。初めは7日、のち、大の月は28日・29日、小の月は27日・28日となった。2日前にけいこの内取り...
すみれ【菫】
1 ㋐スミレ属の多年草。山野の日当たりのよい地に生え、高さ約10センチ。地上茎はない。葉は長い三角形。春、花柄を出し、濃紫色の花を横向きに開く。名は、花の形が墨入れ(墨壺(すみつぼ))に似ている...
すみれ‐いろ【菫色】
スミレの花のような、濃い紫色。「—のスカーフ」