かさね【累】
承応・寛文(1652〜1673)ごろ、下総(しもうさ)の羽生(はにゅう)村にいたという醜女(しこめ)。夫与右衛門に殺され、その怨念は一族にたたったという。歌舞伎や浄瑠璃に脚色され、近世演劇に累...
か‐じゅう【加重】
[名](スル) 1 さらに重さや負担を加えること。また加わること。「責任が—される」 2 刺激を繰り返すと、神経や筋肉に与える効果が、個々の刺激のときよりも大きく現れる現象。 3 刑法で、累犯ま...
かねみゆしょう‐じけん【カネミ油症事件】
昭和43年(1968)10月に、西日本を中心に発生した、カネミ倉庫社(福岡県北九州市)製の食用米ぬか油による食中毒事件。脱臭工程で熱媒体として用いたPCBが製品に混入し、加熱によりダイオキシンの...
か‐るい【家累】
1 家族内の悩み事。 2 一家の係累。家族。「—甚だ多からざれば」〈竜渓・経国美談〉
き‐すう【基数】
1 記数法で基礎となる数。十進法では、0〜9の整数。 2 自然数の機能のうち、物の個数をかぞえるときに使う数。 3 集合で、要素の個数。計量数。計数。濃度。カーディナル数。 4 累乗および対数に...
きびづか‐こふん【吉備塚古墳】
奈良市高畑町、奈良教育大学構内にある古墳。古墳時代後期のもので、直径約25メートル。 [補説]吉備真備の墓と伝えられていたが、平成14年(2002)開始の調査により6世紀までさかのぼることが明ら...
きんきん‐よう【近近用】
眼鏡やコンタクトレンズで、近くを見るために用いること。近用と中近用の中間的な性質をもち、近用よりも範囲が広い。二重焦点レンズ、累進焦点レンズなどがある。
ぎゃくしん‐ぜい【逆進税】
課税標準の増加に伴って税率がしだいに低くなる税。累減税。→累進税
ギャブ【GAB】
《general arrangements to borrow》IMF(国際通貨基金)の資金補充を目的に、1962年先進工業国10か国とIMFの間で締結された取り決め。参加国がIMFから資金を引...
くもきり‐まる【蜘蛛切丸】
源氏累代の宝刀。源頼光が土蛛蜘(つちぐも)の精を切ってからこの名がついた。