さい‐さ【細査】
こまかく調査すること。「事実の—に執着しなければ」〈寅彦・科学者と芸術家〉
さい‐さい【細細】
[形動ナリ] 1 こまかいさま。また、くわしいさま。微細。詳細。「道理を申しければ、—に聞こし召して」〈半井本保元・上〉 2 「再再」に同じ。「定家、家隆卿など—に申し行はれけるにや」〈連理秘抄〉
さい‐さく【細作】
忍びの者。間者(かんじゃ)。「—を放つ」
さい‐し【細疵】
小さなきず。小疵。細瑕(さいか)。
さい‐しゃく【細嚼】
[名](スル) 1 細かくかみくだくこと。 2 よく考えて、その意味・内容を十分理解すること。「いまだ趣向を構えざるまえに十分これを—して会得しつくす」〈逍遥・小説神髄〉
さい‐しょ【細書】
[名](スル) 1 文字を細かく書くこと。また、その文字。「欄外に—する」 2 内容を詳しく書くこと。また、その文。
さい‐しょう【細小】
[名・形動]細かく小さいこと。また、そのさま。「—な結晶」
さいしょう‐けっかん【細小血管】
⇒微小血管
さいしょうけっかん‐しょう【細小血管症】
糖尿病の合併症のうち網膜症や腎症、末梢神経障害など細小血管の障害によって生じる症状の総称。
さい‐しん【細心】
[名・形動](スル) 1 細かいところまで心を配ること。また、そのさま。「—な(の)注意を払う」「—に事を運ぶ」「かく—して組み立てたるを、まことの名作とはいうなり」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 気...