びんぼう‐ゆすり【貧乏揺すり】
[名](スル)座っているとき、絶えずひざを細かく揺り動かすこと。びんぼうゆるぎ。「落ち着きなく—する」
ふくま‐でん【伏魔殿】
1 魔物のひそんでいる殿堂。 2 見かけとは裏腹に、かげでは陰謀・悪事などが絶えず企(たくら)まれている所。「政界の—」
ふつ‐に【都に/尽に】
[副] 1 (下に打消しの語を伴って用いる)全然。まったく。「泣く声は昼夜に絶えず、眠(ねぶ)るという事—無ければ」〈一葉・うつせみ〉 2 すっかり。ことごとく。「仰せありけるを、—辞退して出家...
へい‐か【兵禍】
戦争によって生じるわざわい。戦禍。「春来国内に—絶えず」〈染崎延房・近世紀聞〉
へいきん‐かいめん【平均海面】
潮汐(ちょうせき)・気圧変化などにより絶えず変化している海面の高さを、長年にわたって観測し、その平均から定めたもの。ジオイドの決定、標高・水深などの基準となる。
ほっかい‐えんぎ【法界縁起】
仏語。一切の現象が絶えず因縁によって生起すること。華厳宗で説く世界観。無尽縁起。一乗縁起。
ま・く【設く】
[動カ下二] 1 前もって用意する。設ける。「頂髪(たぎふさ)の中より、—・けし弦を採り出して」〈記・中〉 2 その時節を待ちうける。また、待ちうけた時節になる。「磯の間(ま)ゆ激(たぎ)つ山川...
まつわ・す【纏はす】
[動サ四] 1 まつわるようにする。離れないようにする。「いみじう睦(むつ)び—・しきこえ給ふ」〈源・若紫〉 2 気に入りの者や愛する者などを絶えず身近にいさせる。「おぼえいとやむごとなく、上衆...
まとわ・す【纏わす】
[動サ五(四)] 1 まとうようにする。「からだに薄布を—・す」 2 絶えずそばを離れないでつきまとわせる。「この殿をば父(てて)ぞとて、むつまじう—・し奉り給ふ」〈宇津保・楼上上〉
まね・ぶ【学ぶ】
[動バ四]《「まなぶ」と同語源》 1 まねをする。まねをしていう。「鸚鵡、かねて聞きしことある大隊長のこと葉を—・びしなりけり」〈鴎外・文づかひ〉 「みどりごの絶えず—・ぶも」〈かげろふ・上〉 ...