アブソリューティズム【absolutism】
⇒絶対主義
きんだい‐こっか【近代国家】
封建国家や絶対主義国家の崩壊後に、市民革命によって成立した国家。自由・平等、基本的人権の保障、議会政治、法治主義による中央集権制などを特徴とする。
シュプレマティスム【(フランス)suprématisme】
《「シュプレマティズム」とも》1913年ごろロシアで起こった芸術運動。抽象芸術の一流派で、単純な幾何学模様による造形を行った。内面性や精神性を表現するカンディンスキーらの「熱い抽象」に対して、「...
ぜったい‐くんしゅせい【絶対君主制】
絶対主義による君主制。絶対王制。
そうたい‐しゅぎ【相対主義】
哲学で、人間の認識や評価はすべて相対的であるとし、真理の絶対的な妥当性を認めない立場。ギリシャのソフィストたちが古典的代表者。⇔絶対主義。
そんのう‐ろん【尊王論/尊皇論】
皇室を神聖なものとして尊敬することを主張した思想。古代の天皇神聖の思想が近世において展開し、幕末には攘夷論と結び、明治維新には王政復古論として現れ、明治以後の絶対主義的天皇制の基礎となった。
朕(ちん)は国家(こっか)なり
《(フランス)L'État, c'est moi.》私は国家そのものである。ルイ14世の言葉で、17世紀フランスの絶対主義を象徴する。
ばら‐せんそう【薔薇戦争】
1455〜1485年、ランカスター家とヨーク家との王位争奪を中心とする英国の封建貴族間の内乱。それぞれ紅と白のバラを記章としたのでこの名がある。結局ランカスター派が勝ちチューダー朝が成立したが、...
みぶんせい‐ぎかい【身分制議会】
中世末以来のヨーロッパ諸国で、聖職者・貴族の代表に新しく特権的市民の代表を加えて構成した議会。課税審議権などを通して、しばしば王権を抑制したが、絶対主義の成立とともにその機能を失った。イギリスの...
ロシア【Rossiya】
ヨーロッパ東部からシベリアに及ぶ地域に、スラブ民族が建てた国。862年北海北方におけるルスのノブゴロド公国建国に始まり、諸公国の分立時代を経て、13世紀にモンゴルに征服されたが、1480年ごろ...