きぬ‐がさ【衣笠/絹傘/蓋】
1 絹を張った長柄のかさ。昔、貴人の外出の際、後ろからさしかざしたもの。 2 仏像などの上にかざす天蓋(てんがい)。
きぬげ‐ねずみ【絹毛鼠】
ネズミ科キヌゲネズミ亜科の哺乳類。体長18センチ、尾長9センチくらいで、体毛は柔らかい絹状。ほお袋をもち、草の種子などの餌を詰め込んで巣に運ぶ。朝鮮半島から中国にかけて分布。
きぬ‐こくら【絹小倉】
絹紡糸を使って小倉織にした洋服地。
きぬ‐こまちいと【絹小町糸】
紡績絹糸を諸撚(もろよ)りにした縫い糸。絹小町。
きぬ‐ごし【絹漉し】
1 絹篩(きぬぶるい)や絹布で細かにこすこと。また、そのこしたもの。 2 「絹漉し豆腐」の略。
きぬごし‐どうふ【絹漉し豆腐】
豆乳に凝固剤を加え、型に入れて加熱し、そのまま固めた豆腐。布でこさないので、きめが細かく柔らかい。ささのゆき。あわゆき豆腐。→木綿豆腐(もめんどうふ)
きぬ‐ゴロ【絹ゴロ】
絹糸でゴロフクレンのように織ったもの。夏の洋服地。
きぬ‐さや【絹莢】
⇒さやえんどう(莢豌豆)
きぬ‐ざる【絹猿】
オマキザル科マーモセット亜科のサルの総称。タマリンやマーモセットなどをさす。体毛が柔らかく光沢があることからの名。
きぬ‐じ【絹地】
1 絹織りの生地。絹布。 2 日本画を描くのに用いる平絹(ひらぎぬ)。絵絹。