つぎ‐ほ【接(ぎ)穂/継(ぎ)穂】
1 接ぎ木のとき、台木に接ぐ枝など。義枝。《季 春》 2 いったんとぎれた話を続けようとするときのきっかけ。つぎは。「話の—を失う」
つぎ‐まつ【継ぎ松/続ぎ松】
たいまつ。ついまつ。「—とり出だして、更に点(とも)して見ければ」〈今鏡・六〉
つぎ‐め【継(ぎ)目/続ぎ目】
1 物と物のつなぎ合わせてある部分。つなぎめ。「水道管の—」 2 骨と骨とが連結している部分。関節。「膝の—が急に痛くなった」〈漱石・夢十夜〉 3 家督・位・役職などを交替すること。また、その後...
つぎめ‐の‐ごはん【継(ぎ)目の御判】
室町・江戸時代、主君の代がわりのとき、家臣や社寺などに、前主どおりにその領地・職務を安堵する旨、花押(かおう)を書いて与えた文書。江戸時代になると花押のかわりに朱印・黒印が多く用いられた。
つぎ‐もの【継(ぎ)物】
1 破損した漆器・陶器などを修繕すること。また、そのもの。 2 衣類の破れにつぎをあてて繕うこと。また、繕いを必要とするもの。
つぎ‐ろうそく【継ぎ蝋燭】
蝋燭が燃え尽きる前に、別の蝋燭を継ぎ足すこと。忌む風習がある。
つ・ぐ【継ぐ/続ぐ】
[動ガ五(四)] 1 (「嗣ぐ」とも書く)前の者のあとを受けて、その仕事・精神・地位などを引き続いて行う。続けてする。相続する。継承する。「家業を—・ぐ」「王位を—・ぐ」「父の志を—・ぐ」 2 ...
つぐのはだれか【継ぐのは誰か?】
小松左京によるSFミステリー小説。昭和43年(1968)「S-Fマガジン」誌に連載。
まま【継】
1 継母。また、継母であること。「心実はなしかかさんは—ざんす」〈柳多留・四一〉 2 親子・兄弟・姉妹などの親族関係を表す名詞の上に付いて、親子の間に血のつながりがないという意や、兄弟姉妹の間に...
まま‐おや【継親】
血のつながらない親。継父、または継母。