ねり‐みそ【練(り)味噌/煉り味噌】
味噌に砂糖・酒・みりんなどを加え、弱火にかけて練りまぜたもの。田楽などに用いる。
ねり‐むち【練り鞭】
枝葉を払い、皮をむき、加工して作ったむち。「熊葛(くまつづら)の—二十段」〈霊異記・中〉
ねり‐もの【練(り)物/煉り物】
1 練り固めて作った装身具。珊瑚(さんご)や宝石に似せた飾り玉やプラスチック製装身具など。 2 「練り製品」に同じ。
ねり‐もの【練(り)物/邌り物】
祭礼などのときに、町なかを練り歩く行列や山車(だし)など。おねり。
ねり‐やく【練(り)薬/煉り薬】
「ねりぐすり」に同じ。
ねり‐ゆ【練(り)湯】
懐石料理の最後に出す飲み物。少量の香煎(こうせん)・いり米・すり胡麻(ごま)などに湯を注ぎ、焼き塩を加えたもの。
ねり‐ゆ・く【練(り)行く/邌り行く】
[動カ五(四)]静かに歩いて行く。また、行列を整えて行く。「祭りの行列が—・く」
ねり‐ようかん【練(り)羊羹/煉り羊羹】
寒天に水・砂糖を加えて煮立て、こし餡(あん)を練りまぜながら煮詰めて、型に流し込んで作った羊羹。