ており‐じま【手織り縞】
手織りの質素な縞木綿。田舎縞。
なんぶ‐じま【南部縞】
南部地方から産する絹の縞(しま)織物。
ねり‐じま【練り縞】
熨斗目(のしめ)の純白で光沢のある絹織物。「—の裏形に、いかなる絵師か筆をうごかせし」〈浮・一代女・四〉
ねん‐こう【年縞】
氷河堆積物や湖水堆積物に見られる一年ごとの縞模様。ひとつの層に含まれる物質やその同位体の比などから、過去の自然環境を読み解くことができる。
はちじょう‐じま【八丈縞】
八丈絹1の縞物。
はぶたえ‐じま【羽二重縞】
ガス糸に絹糸をまぜて織った縞織物。
ふたこ‐じま【双子縞】
双糸(双子糸)を使用した縞織物。
ベンガラ‐じま【ベンガラ縞】
縦糸が絹、横糸が木綿の褐色や紫色を帯びた縞織物。ベンガル地方で織られ、江戸時代にオランダ人がもたらした。
べんけい‐じま【弁慶縞】
縞柄の一。紺と浅葱(あさぎ)、紺と茶などの2種の色糸を縦横の両方に使って、碁盤目の格子縞に織ったもの。弁慶格子。
ぼう‐じま【棒縞】
太い縦縞の模様。また、その模様の衣服。「—のお召し」