おり‐ぞこ【織(り)底】
⇒石底(いしぞこ)織り
おり‐だ・す【織(り)出す】
[動サ五(四)] 1 織って作り出す。「鮮やかな模様を—・す」 2 いくつかの事柄が集まって、ある状況や情景を作り出す。「虚誕(うそ)を組み立てて事実を—・すのが探偵の手腕だと」〈木下尚江・火の...
おり‐つ・ぐ【織り次ぐ】
[動ガ四]続けて織る。織り続ける。「かにかくに人は言ふとも—・がむ我が機物(はたもの)の白き麻衣」〈万・一二九八〉
おり‐つけ【織(り)付け】
織物の織り始めの部分。⇔織り尻/織り留め。
おり‐づまり【織(り)詰(ま)り】
織り上がった布の長さが、もとの縦糸の長さより詰まること。また、その詰まった長さ。
おり‐て【織(り)手】
機(はた)を織る人。
おり‐どめ【織(り)留め】
1 布を織り終わること。また、織った最後の部分。織り尻。⇔織り付け。 2 物事の最後。「今ぞ一期(いちご)の—と」〈浄・薩摩歌〉
おり‐な・す【織(り)成す】
[動サ五(四)] 1 織って模様などを作る。「錦(にしき)を—・す秋の山」 2 いろいろな要素を絡み合わせて物事を構成する。「男と女の—・す愛憎の図」
おり‐のべ【織り延べ】
「織り延べ絹」の略。「—を一きれも得ぬ我らさへ」〈平家・四〉
おりのべ‐ぎぬ【織り延べ絹】
普通のものより丈が長い絹織物。「北国の—三千疋(ひき)」〈平家・四〉