いる【居る】
[動ア上一][文][ワ上一]《じっと動かないでいる、低い姿勢で静かにしているのをいうのが原義で、「立つ」に対する語》 1 人や動物が、ある場所に存在する。「ペンギンは北極にはいない」「そこにいる...
いれ‐ば【入れ歯】
1 抜けたり、欠けたりした歯の補いに、人造の歯を入れること。また、その歯。義歯(ぎし)。「総—」 2 下駄の歯入れ。
いれ‐め【入れ目】
1 人造の眼球。義眼(ぎがん)。仮眼(かがん)。 2 江戸時代、大坂蔵屋敷の払い下げ米を落札した者が代金といっしょに払う手数料。
いろいろ・し【色色し】
[形シク] 1 華やかなさま。きらびやかなさま。「別して—・しくも出で立たず、白き大口に、白き直垂(ひたたれ)に紫革の紐(ひも)付けて」〈義経記・六〉 2 色好みであるさま。「—・しき者にて、…...
いろ‐びと【色人】
1 美しくなまめかしい人。「その名も月の—は」〈謡・羽衣〉 2 遊女。「実(じつ)は今様の手本、いづれの—もこれを背かず」〈浮・御前義経記・五〉 3 色道に通じた人。通人。粋人。「世の—の傾城(...
いろ‐もの【色物】
1 色のついている物。衣服や織物、紙などの、白・黒以外のもの。 2 寄席で、講談・義太夫・落語に対して、彩りとして演じられる漫才・曲芸・奇術・声色(こわいろ)・音曲(おんぎょく)などのこと。 3...
いわい‐うた【祝(い)歌/頌】
1 民謡の分類の一。祝いの式や宴席などでうたう歌。祝儀歌。 2 和歌六義(りくぎ)の一。祝いことほぐ歌。頌歌(しょうか)。「六つには—」〈古今・仮名序〉
いん【院】
[音]イン(ヰン)(慣) [学習漢字]3年 1 役所・学校など、公共性のある施設・機関。「院長・院内/医院・開院・学院・議院・貴族院・寺院・修道院・上院・僧院・登院・病院・衆議院・大学院・養老院...
インカメラ‐しんり【インカメラ審理】
《cameraは裁判官の私室、in cameraは非公開で、の意》米国の裁判制度で、裁判官が法廷ではなく裁判官室で審理を行うこと。日本では、裁判所が文書提出義務の有無を判断するために、所持者に文...
いんがものがたり【因果物語】
江戸前期の仮名草子。鈴木正三作。寛文元年(1661)刊。仏教の因果話を中心に、諸国の怪異・奇談を談義調でつづったもの。片仮名本3巻は義雲・雲歩編。先に出た平仮名本6巻は恵中編か。