きた‐ベトナム【北ベトナム】
第二次大戦後、ベトナム南部の親仏・親米政権に対し、北部を支配したベトナム民主共和国の通称。1945年にホー=チミンが日仏からの独立を宣言。インドシナ戦争・ベトナム戦争に勝利し、1976年に南北...
きたやま‐ぶんか【北山文化】
室町初期、第3代将軍足利義満のころの文化。伝統的公家文化と武家文化の融合が進み、また、日明貿易などを通じ中国文化の影響を受けて水墨画や五山文学が発達。義満が京都北山に営んだ山荘にちなんでこの名が...
きだ‐はし【階/段階】
「きざはし」に同じ。「—のもとに行きて見れば、履物どもひしと脱ぎたり」〈義経記・三〉
きっすい‐いん【吉水院】
奈良県吉野山にある金峰山寺(きんぷせんじ)の僧坊。役小角(えんのおづの)の庵という。明治の神仏分離で廃寺、吉水(よしみず)神社となる。源義経が追われて潜み、後醍醐天皇が行宮としたことで有名。
きつねただのぶ【狐忠信】
浄瑠璃「義経千本桜」の登場人物。子狐の化身で、鼓の皮になった親を慕い佐藤忠信の姿になって現れ、その鼓を持つ静御前を守る。また、その狐が活躍する四段目切(きり)の通称。
きのう‐ようけん【機能要件】
ソフトウエアや情報システムの開発において定義される機能や動作、および扱うデータの種類や構造についての要件。→非機能要件 →要件定義
き‐の‐じ【きの字】
からだを「き」の字のような形にして、座ったり寝たりすること。だらしのない居ずまいにいう。「元九郎が—なりの寝すがた」〈浮・御前義経記・一〉
キノン【quinone】
ベンゼン環の水素2原子を酸素2原子で置換した形の化合物の総称。ベンゼン環が一つのベンゾキノン、二つのナフトキノン、三つのアントラキノンなどで、パラとオルトの異性体がある。濃い色を呈するものが多く...
きばやりじあいのスタンツェ【騎馬槍試合のスタンツェ】
《原題、(イタリア)Stanze di messer Angelo Politiano cominciate per la giostra》イタリアの詩人・人文主義者、ポリツィアーノの詩。ジュリ...
きぼう【希望】
《原題、(フランス)L'Espoir 》マルローの小説。3部作。1937年刊。共和政府の義勇軍としてスペイン内戦に参加した経験をもとに書いたルポルタージュ風の作品。1939年、自身の監督・脚本に...