クセルクセス‐もん【クセルクセス門】
《Xerxes' gateway》アケメネス朝ペルシアの都市遺跡ペルセポリスにある門。ダレイオス1世の息子、クセルクセス1世が建造。「万国の門」ともよばれる。高さ約10メートルの側柱や人面有翼獣...
くらいえ【暗い絵】
野間宏の処女小説。昭和21年(1946)、文芸誌「黄蜂」に断続的に連載。翌昭和22年(1947)、同作を表題作とする作品集を刊行。左翼運動の弾圧が進む1930年代の暗い時代を背景に苦悩する学生た...
くり‐あみ【繰(り)網】
左右に翼網を備えた袋状の魚網で、末端に引き綱を取り付けたもの。
グスリ【(ロシア)gusli】
ロシアのチター型撥弦(はつげん)楽器。その起源は非常に古い。翼形とかぶと形の二つのタイプがあり、前者はロシア北西部に広く分布している。16世紀末頃から長方形の卓上型グスリも現れた。
グリュプス【Gryps】
ギリシャ神話で、頭と翼は鷲(わし)、胴はライオンの形をした怪物。グリフィン。グリフォン。
ぐんばい‐なずな【軍配薺】
アブラナ科の越年草。葉は細長い楕円形。春から夏、白い小花を総状につける。実は扁平で広い翼をもち、形が軍配うちわに似る。
けい‐こう【傾向】
1 物事の大勢や態度が特定の方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。「最近の消費者の—」「彼は大げさに言う—がある」 2 思想的にある特定の方向にかたよること。特に、左翼的思想にかた...
けいしゅう【慶州】
韓国南東部の都市。かつての新羅(しらぎ)の首都で、古墳・瞻星台(せんせいだい)・仏国寺などの史跡が多い。キョンジュ。
中国、遼の第6代聖宗を葬った永慶陵(慶陵)を守るために置かれた州。現在の...
けいじでん【繋辞伝】
「易経」の一篇。十翼の一。著者・成立年未詳。周易の卦(け)の解説書で、孔子の著と伝えられるが疑わしい。
けつめい‐だん【血盟団】
井上日召の指導によって結成された右翼団体。国家革新を目ざし、一人一殺(いちにんいっさつ)主義を掲げた。昭和7年(1932)、井上準之助・団琢磨を暗殺した。