しか‐し‐て【然して/而して】
[接]そして。それから。多く漢文訓読文に用いられる。
しか‐も【然も/而も】
《副詞「しか」+係助詞「も」から》 [接] 1 前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。その上。「あの方は私の恩師で、—命の恩人だ」 2 前述の事柄を受けて、それに反する帰結を...
しかる‐を【然るを/而るを】
[接]それなのに。ところが。「親父の脚(すね)をかじって…。—生意気に絹の衣服(きもの)を被たり」〈逍遥・当世書生気質〉
しこう‐し‐て【而して】
[接]《中世には「しこうじて」とも》前文で述べた事柄に並べて、あるいは付け加えて、別の事柄を述べるときに用いる。そうして。それに加えて。「水は台所より外には無い。—台所は二階には附いていない」〈...
じ【而】
[人名用漢字] [音]ジ(漢) [訓]しこうして しかして しかも しこうして。しかして。「而立(じりつ)/形而下・形而上」 [難読]追而(おって)・而後(しかるのち)・而已(のみ)
じ‐りつ【而立】
《「論語」為政の「三十にして立つ」から》30歳のこと。