き・く【聞く/聴く】
[動カ五(四)] 1 音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。「物音を—・く」「見るもの—・くものすべてが珍しい」「鳥の声も—・かれない」 2 (聴く)注意して耳にとめる。耳を傾ける。「名曲を—・く」...
きく‐きく【聞く聞く】
[副]聞きながら。聞きつつ。「鶏(とり)も鳴きぬと—寝にければ」〈かげろふ・下〉
きく‐ならく【聞くならく】
[連語]《動詞「き(聞)く」の終止形+伝聞推定の助動詞「なり」のク語法》聞くところによると。「—、熱心なる油絵師は刑場(しおきば)なんどへも出張して…眼を注ぎて観察するとか」〈逍遥・小説神髄〉
聞(き)くは一時(いっとき)の恥(はじ)聞(き)かぬは末代(まつだい)の恥(はじ)
知らないことを聞くのは、その場では恥ずかしい思いをするが、聞かないで知らないまま過ごすと、一生恥ずかしい思いをしなければならないということ。問うは一旦の恥、問わぬは末代の恥。
聞(き)く耳(みみ)持(も)たぬ
⇒聞く耳を持たない
聞(き)く耳(みみ)を持(も)た◦ない
相手の発言を聞く気がない。