さ‐にわ【斎場/沙庭】
1 神を招いて、お告げを聞く清浄な場所。「建内宿禰(たけのうちのすくね)—に居て、神の命(みこと)を請ひき」〈記・中〉 2 神のお告げを承る人。霊媒者。さにわびと。「中臣(なかとみ)の烏賊津(い...
さる‐に【然るに】
[接] 1 そうこうしていると。すると。「—、十二月(しはす)ばかりに、とみのこととて御文(ふみ)あり」〈伊勢・八四〉 2 しかるに。ところが。「土石草木も霊なきはあらずと聞く。—玉川の流れには...
さわ‐さわ
[副] 1 薄いものなどが軽く触れてたてる音を表す語。さらさら。「きぬずれの—という音」 2 騒がしい音のするさま。ざわざわ。「口大(くちおほ)の尾翼鱸(をはたすずき)—に引き寄せあげて」〈記・...
サンプラー【sampler】
1 見本検査人。食べる、飲む、見る、聞くなどを試して感想を述べる人。 2 「サンプリング楽器」に同じ。
さん‐らい【三籟】
《「荘子」斉物論の「汝(なんじ)人籟を聞くも未だ地籟を聞かず。汝地籟を聞くも未だ天籟を聞かず」から》天・地・人間の発する三つ響き。天籟・地籟・人籟。
ざん‐とく【竄匿】
[名](スル)もぐりこんで隠れること。「初め我が同志、之を聞くや—して皆其蹤跡を晦ます」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しき‐しゃ【識者】
物事の正しい判断力を持っている人。見識のある人。有識者。「—の意見を聞く」
し‐しょう【嗤笑】
[名](スル)あざけり笑うこと。嘲笑(ちょうしょう)。「此言を聞く者、咸(みな)予を—して以て狂と為し」〈露伴・運命〉
し‐せい【姿勢】
1 からだの構え方。また、構え。かっこう。「楽な—で話を聞く」 2 心構え。態度。「政治の—を正す」
しった‐か‐ぶり【知ったか振り】
[名](スル)本当は知らないのに、いかにも知っているようなそぶりをすること。また、その人。知ったぶり。「つい—をしてしまう」 [補説]俗に「知ったか」ともいう。また、「知ったか振って解説する」「...