かち‐ぐみ【徒組/徒士組】
江戸幕府の職名。将軍外出のとき、徒歩で先駆を務め、また沿道の警備などに当たった。おかちぐみ。かち。
かち‐めつけ【徒目付】
江戸幕府の職名。目付の指揮のもとに江戸城内の宿直、大名登城の監察、幕府諸役人の執務の内偵などに当たった。徒横目(かちよこめ)。おかちめつけ。
か‐ちょう【火長】
1 古代の兵制で、兵士10人(一火)の長。 2 検非違使(けびいし)の配下の職名。衛門府の衛士(えじ)を選抜した。
か‐ちょう【課長】
官庁・会社などで、一つの課を統括・管理する職。また、その人。
かっ‐きん【恪勤】
[名](スル)職務に励むこと。まじめに勤めること。精勤。かくごん。「精励—」
かっちゅう‐し【甲冑師】
甲冑を作る職人。具足師(ぐそくし)。
かって‐かた【勝手方】
1 台所。食物を調理する所。また、その係の人。 2 台所に近い方。下(しも)の座。 3 江戸幕府の職制中の分掌名。勘定奉行をはじめ老中・若年寄などのうち、もっぱら財政を担当したもの。
かつ‐あい【割愛】
[名](スル) 1 惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりすること。「紙数の都合で—した作品も多い」 2 公務員が、他の自治体や民間企業などへ籍を移すこと。また、大学の職員が、他大学...
かつ‐べん【活弁/活辯】
《「活動写真弁士」の略》無声映画時代、映画上映中に画面の人物のせりふをしゃべり、話の筋を説明した職業の人。弁士。活動弁士。
かていさいばんしょ‐ちょうさかん【家庭裁判所調査官】
家庭裁判所に置かれ、裁判事務を補助する専門職の公務員。裁判官の命令を受けて家庭に関する事件の事実調査、また、少年審判事件について必要な調査を行うほか、対象少年の観察などを行う。