[名](スル)
  1. 惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりすること。「紙数の都合で割愛した作品も多い」

  1. 公務員が、他の自治体や民間企業などへ籍を移すこと。また、大学の職員が、他大学へ籍を移すこと。手続きの形式上、移籍先が「人材を割愛してほしい」と申請することから。「割愛願い」「割愛申請書」

  1. 愛着の気持ちを断ち切ること。恩愛や煩悩 (ぼんのう) を捨て去ること。

    1. 「―出家の沙門、何ぞ世財をあらそはん」〈沙石集・九〉

[補説]1について、文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「惜しいと思うものを手放す」で使う人が17.6パーセント、本来の意味ではない「不必要なものを切り捨てる」で使う人が65.1パーセントという逆転した結果が出ている。