せぐろ‐いわし【背黒鰯】
カタクチイワシの別名。
せぐろ‐かもめ【背黒鴎】
カモメ科の鳥。全長60センチくらいで、背と翼の上面が灰色で、翼の先が黒っぽい。尾と腹面は白。北極圏周辺で繁殖し、日本では冬鳥として海岸でみられる。
せぐろ‐ごい【背黒五位】
ゴイサギの成鳥のこと。羽色から、幼鳥を星五位とよぶのに対していう。
せぐろ‐せきれい【背黒鶺鴒】
セキレイ科の鳥。全長21センチくらいで尾が長い。頭から背・胸・尾が黒く、額からまゆと腹は白い。日本でのみ繁殖する留鳥。《季 秋》
せ‐こ【背子/兄子/夫子】
1 女性が男性を親しんでいう語。 ㋐夫や恋人をさす語。「我が—にまたは逢はじかと思へばか今朝の別れのすべなかりつる」〈万・五四〇〉 ㋑兄弟姉妹の間で兄または弟をさす語。「我が—を大和へ遣るとさ夜...
せ‐ごし【背越し】
魚の切りかたの一つで、フナ・アユなどを頭・ひれ・はらわたを取り、中骨のあるままぶつ切りにすること。
せさき‐ばおり【背裂羽織】
⇒打裂羽織(ぶっさきばおり)
せじろ‐うんか【背白浮塵子】
ウンカ科の昆虫。体は4ミリほどで、淡黄色で黒斑があり、翅(はね)は半透明。夏季に発生し、夏ウンカとよばれ、稲の大害虫。
せ‐すじ【背筋】
1 背骨の外側のくぼんだ部分。背中の中心線。「—を伸ばす」「—を正す」 2 衣服の背中の中心にあたる部分の縫い目。
背筋(せすじ)が凍(こお)・る
恐怖や嫌悪などのためにぞっとする。背筋も凍る。「—・る不気味さ」 [補説]「背筋が寒くなる」よりも、強く直接的な思いを表す。