ひら‐づめ【平爪/扁爪】
霊長類にみられる爪。背側に堅く平たい爪板があり、付け根の爪床から作り出され、角質化の進んでいない部分が白い半月状をしている。鉤爪(かぎづめ)から変化したもの。
ひら‐とじ【平綴じ】
製本で、折丁を重ね、背の近くを表面から裏面の方向へ針金で綴じる方法。
ひり‐ひり
[副](スル) 1 皮膚や粘膜に、軽くしびれるような痛みを感じるさま。また、辛味が強く舌などが軽くしびれるさま。「日に焼けて背中が—(と)する」「のどが—(と)する」 2 細長いものなどが、小刻...
ひる・む【怯む】
[動マ五(四)] 1 おじけづいてしりごみする。気後れする。「相手の剣幕に—・む」 2 手足がなえる。しびれる。「心痛く背悶(いた)むで骨—・み」〈大慈恩寺三蔵法師伝院政期点・九〉
ひれ【鰭】
1 魚類や水生哺乳類の遊泳のための器官。魚類では体の正中線上にあって対をなさない背びれ・しりびれ・尾びれと、体側にあって対をなす胸びれ・腹びれがある。 2 日本建築で、懸魚(げぎょ)・鬼板などの...
ヒレ【(フランス)filet】
《「フィレ」とも》 1 牛・豚などの腰から背中にかけての脂肪が少なく上質の肉。ヒレ肉。「—カツ」 2 魚の切り身。
ひろばのこどく【広場の孤独】
堀田善衛の短編小説。昭和26年(1951)発表。朝鮮動乱を背景に、歴史のうねりの中で苦悩する知識人の姿を描く。同年、「漢奸」とあわせ第26回芥川賞受賞。
ひん‐しゅつ【擯出】
《「ひんじゅつ」とも》人をしりぞけること。のけものにすること。擯斥(ひんせき)。「一門に—せられて源氏に背かれぬ」〈盛衰記・三〇〉
ヒンターランド【hinterland】
《(ドイツ)Hinterlandから》後背地。
(Hinterland)オーストラリア、クイーンズランド州南東部の都市ゴールドコーストの内陸部の通称。多雨林が広がり、世界遺産(自然遺産)に登...
ひんもくおうだんてき‐けいえいあんていたいさく【品目横断的経営安定対策】
高齢化に伴う農業者人口の減少を背景に、平成19年(2007)から実施された新しい農業支援対策。これまで品目ごとに一律に給付されていた交付金をやめ、経営面積など一定の要件を満たす農家に対して経営安...