かき‐わり【書(き)割(り)】
芝居の大道具の一。木製の枠に紙や布を張り、建物や風景などを描いて背景とするもの。いくつかに割れるところからいう。
かく【革】
[音]カク(漢) [訓]かわ あらためる あらたまる [学習漢字]6年 〈カク〉 1 動物の皮から毛を取り去り、陰干ししたもの。かわ。「牛革・皮革」 2 革でつくった武器や楽器。「兵革」 3 ...
かく‐の‐かさ【核の傘】
核保有国が、その核戦力を背景にして自国および友好国の安全維持をはかること。「—に入る」
かく‐まき【角巻(き)】
大きな四角の毛布でできた肩掛け。東北地方の婦人用防寒具。《季 冬》「男見て—の背がふとうごく/楸邨」
かぐら‐ざめ【神楽鮫】
カグラザメ目カグラザメ科の海水魚。全長8メートルくらい。体は細長い紡錘形で、背面は暗褐色。えらあなは六対ある。卵胎生。温熱帯海域のやや深海底にすむ。食用。
かけ‐お【掛緒/懸緒】
1 冠や烏帽子(えぼし)をあごの下で結び留めるひも。 2 鎧(よろい)の袖につけて肩上(わたがみ)の袖付けの緒につなぎかけるひも。 3 掛け軸や御簾(みす)などを掛けるため、その上部につけてある...
かけ‐おび【掛(け)帯】
1 社寺参詣の女性が、物忌みのしるしとして用いた赤い帯。赤色の絹を畳み、胸の前に掛け、背後で結んだもの。 2 近世の女子の盛装に用いた裳(も)のひも。裳の大腰につけ、肩に掛けて胸の前で結ぶもの。
かげ【陰/蔭/翳】
《「影」と同語源》 1 物に遮られて、日光や風雨の当たらない所。「木の—で休む」 2 物の後ろや裏など、遮られて見えない所。裏側。「戸の—に隠れる」「月が雲の—にかくれる」 3 その人のいない所...
かげとも【影面】
《「かげつおも(影つ面)」の音変化。「かげ」は光の意》太陽に向かう方。南側。南。⇔背面(そとも)。「名ぐはしき吉野の山は—の大き御門ゆ雲居にそ遠くありける」〈万・五二〉
かさ‐ごこう【傘御光】
仏像の光背の一。光明を表す線が、頭部から傘状に放射した形のもの。