こいわすれ‐がい【恋忘れ貝】
《その貝を拾えば恋の苦しさを忘れさせるというところから》ワスレガイの別名。「わが背子(せこ)に恋ふれば苦し暇(いとま)あらば拾(ひり)ひて行かむ—」〈万・九六四〉
コインブラ‐しんだいせいどう【コインブラ新大聖堂】
《Sé Nova de Coimbra》ポルトガル中西部の都市コインブラにあるバロック様式の大聖堂。16世紀末にイエズス会により建造。完成まで1世紀を費やした。祭壇背後の壁の装飾は、17世紀末に...
こう【向】
[音]コウ(カウ)(漢) キョウ(キャウ)(漢) [訓]むく むける むかう むこう さきに [学習漢字]3年 〈コウ〉 1 ある方にむかう。「向寒・向上・向日性/傾向・出向・転向・動向」 2...
こ・う【恋う】
[動ワ五(ハ四)]特定の相手に心ひかれて、その人を思い慕う。また、特別な人物や場所などを強く慕う。恋する。「亡き妻を—・う」「故郷を—・う」「昔を—・う」 [動ハ上二]《本来は、時間的、空間...
こう【項】
[常用漢字] [音]コウ(カウ)(漢) [訓]うなじ うな 1 首筋。うなじ。「項背」 2 小分けした一つ一つ。事柄。「項目/事項・条項・前項・別項・要項」 3 数式を組み立てる要素。「移項・多...
光栄(こうえい)ある孤立(こりつ)
19世紀に英国がとった、諸国との同盟を避け、もっぱら大英帝国建設に努力を集中するという外交政策をさす言葉。強大な工業力と海軍力が背景にあった。栄光ある孤立。
こう‐か【公家】
朝廷。おおやけ。こうけ。「—に背きて私業に向かふ」〈続紀・聖武〉
こうがく‐こうほう【光学航法】
宇宙探査機の航法システムの一。従来の電波を用いた軌道推定の手法に加え、探査機に搭載されたカメラで目標天体を撮影し、背景に写っている恒星の配置から自機の位置を推定し、進行方向や姿勢を制御する。オプ...
こうがく‐めいさい【光学迷彩】
光学的な処理により物体を透明に見せること。また、その技術。もとはSF作品などに登場する架空の技術だったが、実用化に向けて研究が進みつつある。物体の表面に配した微細なモニターなどに、背景の映像を投...
こう‐けい【後景】
絵や写真などで、中心になる題材の後方に見える景色。また、舞台装置の書き割り。背景。バック。⇔前景。