さし‐ばえ【刺蠅】
双翅(そうし)目サシバエ科の昆虫の総称。小形のハエで、灰黒色、背に黒色の条紋がある。口は針状。牛馬に集まり吸血する。《季 夏》
さし‐もの【指物/差物/挿物】
1 戦国時代以降、戦場で武士が自分や自分の隊の目印として、鎧(よろい)の受筒(うけづつ)に立てたり部下に持たせたりした小旗や飾りの作り物。旗指物。背旗。 2 板をさしあわせて作った家具や器具。た...
サック‐コート【sack coat】
1 背広の上着。 2 幼児用などのゆったりした上着。
さば【鯖】
1 スズキ目サバ科の海水魚、マサバとゴマサバの総称。体は紡錘形でやや側扁し、背びれ・尻びれの後方に小さなひれがいくつか並ぶ。世界に広く分布し、代表的な食用魚。《季 夏》「—釣や夜雨のあとの流れ汐...
サバイバル‐ナイフ【survival knife】
軍用の大型ナイフ。刃の背側が金属を切断できるのこぎり刃になっていたり、柄の中に医薬品を入れられる構造になっていたりなど、さまざまな種類がある。→アーミーナイフ
さば‐おり【鯖折り】
相撲のきまり手の一。相手のまわしを引きつけ、上背(うわぜい)を利かせて上からのしかかるように下半身を攻め、ひざをつかせる技。腰挫(こしくじ)き。
さば‐ぐも【鯖雲】
巻積雲のこと。鯖の背紋に似ているのでいう。鰯雲(いわしぐも)。鱗雲(うろこぐも)。《季 秋》
さば‐ふぐ【鯖河豚】
フグ科の海水魚、シロサバフグのこと。また、クロサバフグ・ドクサバフグを含めた3種。シロサバフグは全長約35センチ、背側が緑黄色、無毒で干物にする。クロサバフグは全体に暗色で、毒をもつものもある。...
さび‐あゆ【錆鮎】
秋の産卵期のアユ。背に鉄錆のような淡い斑紋を生じる。落ちあゆ。《季 秋》
サビル‐ロー【Savile Row】
英国ロンドンのメイフェアにある、高級紳士服の仕立屋が並ぶ通り。1730年代の街路整備に始まる。「背広」の語源になったともいわれる。