じゃ‐ばら【蛇腹】
《蛇の腹のような形状・模様の意》 1 組み立て式カメラや引き伸ばし機で、レンズと本体とをつなぐ、遮光性で折りたたみ式の伸縮自在の部分。 2 建物の軒や壁の最上部などに帯状に巡らした、刳形(くりか...
じゃび‐せん【蛇皮線】
《胴に蛇の皮を張るところから》沖縄の三線(さんしん)の本土での俗称。室町末に本土に伝わり、改造されて三味線となる。
じゃ‐もん【蛇紋】
ヘビの胴体にある、まだらに似た模様。
じゅう【柱】
琵琶の部分名称。胴の上部の細い頸(くび)の部分につけられた数個のフレット。弦を支え、左手でその上を押さえて調音する。ちゅう。じ。
常山(じょうざん)の蛇勢(だせい)
《常山にすむ蛇は、首を打たれれば尾が助け、尾を打たれれば首が、胴を打たれれば首と尾とが一致して助けたという、「孫子」九地の故事から》 1 先陣・後陣、左翼・右翼が相応じて攻撃・防御に協力し、敵に...
ジレ【(フランス)gilet】
1 丈が短めの袖なしの胴着。チョッキ。ベスト。 2 装飾的な前飾りをつけた婦人用胴着。上着の下に着て、ブラウスに見せかけるもの。
じんざ‐もみ【甚三紅】
承応年間(1652〜1655)京都長者町の桔梗屋甚三郎(ききょうやじんざぶろう)が、茜(あかね)で染め出した紅梅色の平絹。女性の和服の胴裏に用いる。また、その色。中紅(ちゅうもみ)。
じんどう‐いか【じんどう烏賊】
ジンドウイカ科のイカ。胴長約10センチ。ひれは菱形で胴の後ろ半分の左右にある。食用。こいか。ひいか。
じん‐どうふく【陣胴服】
戦陣で、武士が鎧(よろい)の上に着る胴服。袖なしのものを陣羽織、袖つきのものを陣胴服と区別することがある。
じん‐ばおり【陣羽織】
近世、武士が陣中で、当世具足の上に着用した上着。普通は袖がなく絹・ラシャ・麻・革などで作り、刺繍(ししゅう)を施したものもある。具足羽織。押羽織。陣胴服。