かつ【渇】
のどがかわくこと。かわき。「—を覚える」「胸の—を癒(いや)す」
かつ‐めい【渇命】
飢えや渇きのために命が危なくなること。かつみょう。「このままありては三人ともに—に及べば」〈浮・胸算用・三〉
かな‐がしら【金頭／鉄頭／火魚】
ホウボウ科の海水魚。沿岸の海底にすみ、全長約40センチ。体はホウボウに似て、頭は大きく角張り、胸びれに3本の分離した鰭条(きじょう)がある。腹面が白色のほかは赤色。美味。《季 冬》
かなぐ‐まわり【金具廻り】
甲冑(かっちゅう)で、胸板・脇板・壺板・冠板など、鉄板で作られた部分の称。
かな‐ど【金戸】
ホウボウ科の海水魚。全長約20センチ。カナガシラに似るが、胸びれ内面の下半部に楕円形の黒斑がある。北海道以南の沿岸にすむ。美味。
かに【蟹】
１ 十脚目短尾下目の甲殻類の総称。体は頭胸部にあたる甲と、一対のはさみ脚および四対の歩脚からなる。腹部は甲の腹側に折れ曲がって密着し、雌のほうが幅広い。海水・淡水・陸のいずれにも分布し、食用とす...
かね‐おや【金親／銀親】
資金を出す人。出資者。金元(かねもと)。「女房は—の人質になして」〈浮・胸算用・三〉
かのうせい‐ずいまくえん【化膿性髄膜炎】
化膿菌によって起こる髄膜炎。菌が頭部外傷や中耳炎などから波及したり、膿胸や心内膜炎などの病巣から血流によって運ばれたりして起こる。頭痛・発熱・意識混濁などの症状を呈する。細菌性髄膜炎。
かぶら‐ばち【蕪蜂】
ハバチ科のハチ。体長約1センチ、黄褐色で、頭・胸部にまたがる部分が黒い。幼虫は黒色で、菜の黒虫などとよばれ、ダイコン・カブなどの葉を食害する。蕪葉蜂(かぶらはばち)。
か‐ほど【斯程】
［副］この程度。これほど。「（神ガ人間ノ顔ニツイテ）当初から胸中に成算があって—の変化を示したものか」〈漱石・吾輩は猫である〉
