せぐろ‐せきれい【背黒鶺鴒】
セキレイ科の鳥。全長21センチくらいで尾が長い。頭から背・胸・尾が黒く、額からまゆと腹は白い。日本でのみ繁殖する留鳥。《季 秋》
世間(せけん)が詰(つ)ま・る
世の中が不景気になる。「万事の商ひなうて、—・ったといふは毎年の事なり」〈浮・胸算用・五〉
世間(せけん)を張(は)・る
広く世間づきあいをする。また、世間体を気にして見えを張る。「—・って棟の高き家には」〈浮・胸算用・一〉
せたい‐ぶっぽう【世帯仏法】
「世帯仏法腹念仏(はらねぶつ)」の略。「古人も、—と申されし事、今以てその通りなり」〈浮・胸算用・五〉
せっきょう‐ちょうきゅう【石鞏張弓】
⇒三平開胸(さんぺいかいきょう)
せっそく‐どうぶつ【節足動物】
動物界の一門。体はクチクラの外骨格に覆われ、成長にともなって脱皮をする。体節に分かれ、頭・胸・腹部があり、各節に付属肢が一対ずつつくのが原則。頭にはたいてい触角・目をもつ。全動物の4分の3近くの...
せつ‐な・い【切ない】
[形][文]せつな・し[ク]《「ない」は接尾語》 1 悲しさや恋しさで、胸がしめつけられるようである。やりきれない。やるせない。「—・い思い」 2 からだが苦しい。「ああー・い、厭(いや)だと云...
せま・る【迫る/逼る】
[動ラ五(四)] 1 圧倒するような勢いで近づいてくる。押し寄せる。また、せり出している。「噴出した溶岩が人家に—・る」「激しく敵陣に—・る」「鬼気が身に—・る」「山が背後に—・っている地勢」 ...
せみ‐ほうぼう【蝉魴鮄】
カサゴ目セミホウボウ科の海水魚。全長約35センチ。体はホウボウに似るが、胸びれは大きく長い。体色は黄赤色で斑点がある。本州中部以南の海の表層にすむ。
せわし・い【忙しい】
[形][文]せは・し[シク] 1 用事が多くてひまがない。いそがしくて休む間もない。せわしない。「—・い日々を送る」 2 気がせいて落ち着かない。せかせかしている。せわしない。「—・く立ち去る」...