いしゅく‐じん【萎縮腎】
腎臓が萎縮し硬化した状態。腎機能が低下して尿量が増え、さらに進むと腎不全となる。腎硬化症。
かん‐じん【肝心/肝腎】
[名・形動]《肝臓と心臓や腎臓は、人体にとって欠くことのできないものであるところから》最も重要なこと。また、そのさま。肝要。「—な話」「慎重に対処することが—だ」
こう‐じん【後腎】
個体発生の途上、前腎・中腎に次いで、その後方に現れる排出器官。哺乳類・鳥類・爬虫(はちゅう)類では成体の腎臓となる。
じん【腎】
腎臓のこと。「萎縮—」
じん【腎】
[常用漢字] [音]ジン(呉) 1 五臓の一。腎臓。「腎盂(じんう)・腎炎・腎虚/副腎」 2 大切な所。かなめ。「肝腎」
じんこう‐じん【人工腎】
⇒人工腎臓
ぜん‐じん【前腎】
脊椎動物の泌尿器系の発生において最初に、最前部に現れる腎臓。円口類では成長後もそのまま働くが、魚類・両生類では幼生期まで機能し、爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類では痕跡的に形成されるだけで、中腎...
たはつせい‐のうほうじん【多発性嚢胞腎】
左右の腎臓に多数の嚢胞ができる遺伝性の病気。腎臓の機能が徐々に低下し、腎不全に至る。透析療法が必要。
ちゅう‐じん【中腎】
脊椎動物の個体発生の過程で前腎に次いで現れる排泄器官。魚類・両生類では腎臓として働き、爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類では退化する。ウォルフ体。原腎。
つうふう‐じん【痛風腎】
痛風が原因となって腎臓に生じる障害の総称。高尿酸血症のため体内で結晶化した尿酸が腎臓に沈着し、腎機能を低下させる。進行すると腎不全に至るおそれがある。