たか‐たぬき【韝】
鷹狩りで、鷹を腕にとまらせるときに用いた革製の手袋。
たかて‐こて【高手小手】
両手を後ろにまわして、首から縄をかけ、二の腕から手首まで厳重に縛り上げること。「—に縛り上げる」「巡査は直ぐに—に引っ括(くく)った」〈木下尚江・良人の自白〉
宝(たから)の持(も)ち腐(ぐさ)れ
1 役に立つ物を持ちながら、使わないでしまっておくこと。 2 才能・手腕がありながら、それを活用しないこと。
たくまし・い【逞しい】
[形][文]たくま・し[シク] 1 からだが頑丈で、いかにも強そうに見える。「—・い腕」 2 意志が強く、多少のことではくじけない。「—・い精神」 3 意気や勢いが満ちあふれている。「—・い生命...
たこ【蛸/章魚/鮹】
1 頭足綱八腕目の軟体動物の総称。卵円形の頭状のところが胴で、内臓が収まっており、口状の漏斗からは墨・水・排泄物などを出す。頭は目のあるところで、口を俗にからすとんびといい、その下に8本の腕をも...
たこ‐くらげ【蛸水母/章魚水母】
鉢クラゲ綱タコクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。傘は半球形で直径約20センチ、寒天質中に共生する藻類のため褐色をしていることが多い。下面にある口のまわりから8本の口腕が垂れ、その先に棒状の付属器...
た‐こむら【手腓】
腕の内側の肉のふくれている部分。たくふら。「—に虻(あむ)掻き着き」〈記・下・歌謡〉
たしか【確か/慥か】
[形動][文][ナリ] 1 危なげなく、しっかりしているさま。「基礎が—だ」「—な足どり」 2 信頼できるさま。安心できるさま。また、確実であるさま。「腕前は—だ」「—な情報」「明日こそ—に払...
たすき‐ぞり【襷反り】
相撲のきまり手の一。相手の差し手のひじをつかんで、その腕の下をくぐるようにして腰を落とし、一方の手で相手の足を内側から取って自分の背後に落とす。つたえぞり。たすきがけ。
多多(たた)益益(ますます)弁(べん)ず
1 多ければ多いほどうまく処理する。手腕・才能にすぐれ、余裕のあるさまにいう。 2 多ければ多いほどよい。