ぼん‐ぴゃく【凡百】
《「ぼんびゃく」「ぼんひゃく」とも》いろいろのもの。かずかず。もろもろ。「—の職人をしのぐ腕前」「—の貨物を製出して」〈田口・日本開化小史〉 [補説]数の多いことから転じて、「凡百の作品に成り下...
ぽて‐ぽて
[副] 1 肉付きがよく、ふっくらしているさま。「赤ん坊の—とした腕」 2 ゆっくり歩くさま。また、幼児や小動物など足裏のやわらかいものが歩くさま。「子犬が—(と)歩く」
マウンティング【mounting】
1 多くの哺乳類の雄が交尾を求めるときにとる、雌に背後から覆いかぶさる行動。ヒトの性交の後背位に似る。イヌなどでは、飼い主の腕や足に行うこともある。ボノボなど霊長類の一部は、群れにおける序列確認...
まぎれ【紛れ】
1 ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。「怒った—に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風・腕くらべ〉 2 他に入りまじって区別がつかなくなること。「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の—に...
まくり【捲り】
1 まくること。めくり上げること。「腕—」 2 屏風(びょうぶ)・ふすまなどにはってあった書画をはがしたもの。また、表装しないでおいてある書画。 3 競輪で、外側からコースの傾斜を利して激しく追...
まくり‐で【捲り手】
腕まくり。袖まくり。「袖ふれば露こぼれけり秋の野は—にてぞ行くべかりける」〈後拾遺・秋上〉
まけず‐おとらず【負けず劣らず】
[副]互いに優劣がつけにくいさま。「—努力する」「—の腕前」
ま・ける【負ける】
[動カ下一][文]ま・く[カ下二] 1 相手と戦ったり争ったりした結果、力の劣った立場になる。敗れる。「試合に—・ける」「賭けに—・ける」⇔勝つ。 2 他と比べて劣る。圧倒される。劣勢である。「...
ま・する【摩する】
[動サ変][文]ま・す[サ変] 1 こする。みがく。「奮然立ち上がって更に—・する腕の無念さ」〈一葉・うもれ木〉 2 ある線にすれすれになるほど近づく。迫る。接近する。「先人の塁を—・する」「天...
ま‐だこ【真蛸/真章魚】
マダコ科のタコ。沿岸の岩場などにすみ、全長約60センチ。8本の腕は長さがほぼ等しく、体色は紫褐色であるが周囲の色によって変化する。食用。