すい‐しゅ【水腫】
身体の組織液が異常に多量にたまった状態。皮下組織に起こった場合を浮腫(ふしゅ)、体腔内の場合を胸水・腹水などという。
ずいまく‐しゅ【髄膜腫】
脳腫瘍の一つ。脳を包む硬膜から発生し、脳や神経を圧迫する。
せいじん‐ティーさいぼうはっけつびょうリンパしゅ【成人T細胞白血病・リンパ腫】
⇒成人T細胞白血病
せんい‐しゅ【線維腫/繊維腫】
膠原(こうげん)線維の異常によって起こる良性腫瘍(しゅよう)。フィブローマ。線維腫症。
せん‐しゅ【腺腫】
分泌腺の細胞が増殖してできる良性腫瘍(しゅよう)。甲状腺・胃腸などに生じる。アデノーマ。
そけいリンパ‐にくがしゅ【鼠蹊リンパ肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》性病の一。クラミジア感染によって起こる。陰部に小さなただれができて数日で消え、その後2、3週間たつと鼠蹊部のリンパ節が腫(は)れて痛み、塊状となり、瘻孔(...
たいじ‐すいしゅ【胎児水腫】
胎児の胸腔や腹腔に液体がたまり、さらに全身に浮腫が生じる病気。母体と胎児の血液型の不適合によって起こるもの(免疫性胎児水腫)と、上室性頻拍症・双胎間輸血症候群・再生不良性貧血・先天性心疾患・先天...
たはつせい‐こつずいしゅ【多発性骨髄腫】
血液細胞の一つである形質細胞の癌(がん)。免疫グロブリンをつくる形質細胞が癌化すると、異常な抗体が大量に産生され、正常な抗体が著しく減少する。このため免疫機能が低下し、骨髄の造血機能が阻害される...
ちゅうひ‐しゅ【中皮腫】
中皮に発生する腫瘍。良性と悪性がある。悪性の場合、胸膜や腹膜に沿って広く浸潤するものが多い。胸膜・腹膜中皮腫の多くはアスベストの吸引により発生する。アスベストが原因の場合、潜伏期間が長く、吸い込...
ちょう‐しゅ【脹腫】
からだの一部がはれあがること。腫脹。