くれ‐つづみ【呉鼓/腰鼓】
呉楽(くれがく)に用いた鼓。ひもで首から掛け、腰のあたりに横につるして両手で両鼓面を打ち鳴らす。腰鼓(ようこ)。くれのつづみ。
こし【腰】
[名] 1 人体で、骨盤のある部分。脊椎が骨盤とつながっている部分で、上半身を屈曲・回転できるところ。腰部(ようぶ)。「—が曲がる」「—をおろす」 2 裳(も)や袴(はかま)などの1にあたる部...
こしあか‐つばめ【腰赤燕】
ツバメ科の鳥。全長19センチくらいで、腰が赤褐色。軒下などに徳利(とっくり)形の巣をつくる。日本では夏鳥で、西日本に多い。とっくりつばめ。
こし‐あかり【腰明かり】
「腰提灯(こしぢょうちん)」に同じ。「組の捕手(とりて)の—武威輝かす高提灯」〈浄・盛衰記〉
こし‐あき【腰明き】
⇒腰変わり
こしあき‐とんぼ【腰明蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体は黒色で腹部の途中が白色。夏、各地にみられる。《季 秋》
こし‐あげ【腰揚げ/腰上げ】
着物の着丈を調節するため、長い分を腰の位置で縫い上げすること。また、その部分。
こし‐あて【腰当て】
1 すわるときに腰の後ろに当て、姿勢を楽にしたり保温したりするもの。 2 修験者・猟師などが腰につけた敷き皮。長方形の毛皮の上端にひもをつけ、後ろ腰に当てて前で結ぶ。引っ敷き。尻皮。 3 近世、...
こし‐いし【腰石】
建物の土台の根石の上部にある石積み。
こし‐いた【腰板】
1 壁・障子などの下部に張った板。 2 男の袴(はかま)の後ろ腰に当てる板。現在では厚紙を共ぎれで包んで用いる。