たぬきのはらつづみ【狸腹鼓】
狂言。大蔵・和泉(いずみ)流。雌狸が尼に化けて猟師に殺生を戒めるが、見破られて命ごいに腹鼓を打ち、すきを見て逃げる。
たぬき‐ばやし【狸囃子】
夜中に、どこからともなく聞こえてくる祭り囃子。俗に、狸が打つ腹鼓(はらつづみ)という。
たはつ‐がいしょう【多発外傷】
生命にかかわるような重い外傷が、頭部と胸部、腹部と手足など身体の複数部分に同時にみられる状態。
たべ‐す・ぎる【食べ過ぎる】
[動ガ上一][文]たべす・ぐ[ガ上二]度を過ごして食べる。適当な程度以上に食べる。くいすぎる。「—・ぎて腹をこわす」
たべ‐で【食べ出】
満腹感が得られる度合いの高さ。食い出。「この店の丼(どんぶり)は—がある」
たほう‐とう【多宝塔】
仏塔の一形式。本来は多宝如来を安置する塔をさす。日本では上層を円形、下層を方形とした塔身の二重塔をいい、下層屋根上の亀腹(かめばら)が特徴。現存最古の例として鎌倉時代初頭の石山寺のものがある。
堪(たま)ら◦ない
1 その状態を保てない。「そんなに乱暴に着たら服が—◦ない」 2 感情などをがまんできない。「腹がへって—◦ない」「友だちに会いたくて—◦ない」 3 この上なくよい。なんともいえないほどいい。「...
タミー‐タイム【tummy time】
乳児を一定時間、腹ばいにして過ごさせること。また、その時間。乳児が起きているときに、保護者の監督のもとおこなう。筋力をつけることで首がすわるのを促したり、仰向け寝の状態が続くことによる頭蓋骨の変...
タムタン‐どうくつ【タムタン洞窟】
《Dong Tam Thanh》ベトナム北東部、ランソン省の都市ランソンにある鍾乳洞。市街西部の岩山に位置する。山腹に仏教寺院が建てられ、洞窟の壁面には15世紀につくられた阿弥陀仏像がある。三清...
たら‐ふく【鱈腹】
[副]たくさん飲み食いするさま。腹いっぱい。「餅を—食う」 [補説]「鱈腹」は当て字。