かんせつ‐はかい【関節破壊】
関節リウマチで、関節を包む滑膜に炎症が起こり、滑膜が増殖して、関節を構成する軟骨や骨が次第に破壊されること。
かんせつ‐ほう【関節包】
関節を包む結合組織。外側は線維性の膜、内側は滑膜の二重構造になっている。
かんせんせい‐しんないまくえん【感染性心内膜炎】
心内膜や心臓弁膜に生じる感染症。血液に侵入した細菌などの病原体が心膜に感染巣をつくり、弁を破壊したり、塞栓症などの合併症を引き起こしたりする。抜歯や婦人科・泌尿器科などの処置が誘因となる場合がある。
かんそう‐まさつ【乾燥摩擦】
二つの物体の接触面が、薄膜などに覆われず化学的に清浄である場合の摩擦。⇔境界摩擦。
カントン‐じゅうけつせんちゅう【広東住血線虫】
広東住血線虫症の原因となる線虫。体長はオスが20〜25ミリ、メスが22〜34ミリ。成虫はネズミの肺動脈に寄生する。幼虫はカタツムリ・ナメクジ・タニシ・カエル、淡水産のエビ、陸棲のカニなどに寄生す...
カントン‐じゅうけつせんちゅう‐しょう【広東住血線虫症】
広東住血線虫の寄生による人獣共通感染症。人には幼虫が寄生し、脊髄から脳に侵入して好酸球性髄膜脳炎を起こす。幼虫が寄生するナメクジ・アフリカマイマイ・テナガエビなどを直接あるいは野菜などとともに摂...
がいしょうせい‐こうまくかけっしゅ【外傷性硬膜下血腫】
外傷によって発生する硬膜下血腫。急性硬膜下血腫と慢性硬膜下血腫がある。
がい‐じ【外耳】
聴覚器のうち、鼓膜より外側の部分。耳介(じかい)と外耳道からなり、音を中耳・内耳に伝える。
がいじ‐どう【外耳道】
外耳の一部。耳の穴の入り口から鼓膜に達するS字状の管。外聴道。→内耳道
がい‐せいき【外性器】
体外に現れている性器。女性では大陰唇・小陰唇・陰核・膣前庭(ちつぜんてい)・処女膜、男性では陰茎・陰嚢(いんのう)など。外陰部。外生殖器。外部生殖器。⇔内性器。