い‐しか・る【居敷かる】
[動ラ四]どっかと腰をおろす。あぐらをかいて座り込む。「粽(ちまき)の上に—・ってぢゃわいな」〈滑・膝栗毛・六〉
い‐ぞり【居反り】
相撲のきまり手の一。しゃがんで腰を落とし、のしかかる相手の膝(ひざ)を抱え、押し上げて反り返り、後ろに落とす技。
いちもん‐きなか【一文半銭】
「いちもんはんせん(一文半銭)」に同じ。→半銭(きなか)「いい出しちゃア、—まけひきはありゃせん」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
いちもん‐ふち【一文不知】
文字を1字も読み書きできないこと。「—のやつがれなれば」〈滑・膝栗毛・発端〉
いち‐らく【一落】
1 事がひとまず落着すること。一段落。「—語りて、一ぷくふかして」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉 2 一度没落すること。「一栄—」 3 一つの事件。一件。「この—は今日が日まで、わざと父御へ知らしま...
いっき‐に【一気に】
[副] 1 途中で休まずに物事をするさま。いっぺんに。「—駆け抜ける」 2 《近世上方語》すぐに。じきに。「乗るなら早う乗らんせ、—出すさかひ」〈滑・膝栗毛・六〉
いっすん‐のがれ【一寸逃れ】
その場だけをつくろって、一時的に逃れようとすること。当座逃れ。一時逃れ。「帰国(けへ)ッてから返すと、—にごまかして」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
いのこずち【牛膝】
ヒユ科の多年草。草地などに生え、高さ約90センチ。対生する枝を出し、節が太い。葉は楕円形。夏から秋、緑色の小花を穂状につける。実にはとげがあり、衣服や動物の体について散らばる。乾燥した根を漢方で...
うい‐まなび【初学び】
ある学問を学び始めること。また、学問の未熟な段階。しょがく。にいまなび。「いまだほんやくものもたんとはよまぬ—ゆえ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
ウオーキング‐パンツ【walking pants】
腰回りのゆったりした筒形シルエットの、歩くのに適したショートパンツ。長さも短めで膝上までのものからくるぶしが見えるくらいのものが中心。