に‐の‐ぜん【二の膳】
正式の日本料理で、本膳に添えて、または本膳の次に出す膳。→本膳
はい‐ぜん【配膳】
[名](スル)食膳を客の前に配ること。料理や箸・茶碗などを食卓に出すこと。「客室ごとに—する」「—係」
はこ‐ぜん【箱膳】
ふだんは食器を入れ、食事の際にふたを膳として用いた箱。飯台。切り溜(だ)め。
はっすん‐ぜん【八寸膳】
「八寸2」に同じ。
はれ‐の‐ごぜん【晴れの御膳】
正月三が日、天皇に奉る食事。威儀の御膳(おもの)。
ばい‐ぜん【陪膳】
《「はいぜん」とも》宮中で天皇に御膳を奉る時、また武家で儀式の時など、食膳に侍して給仕すること。また、その人。「—仕うまつる人の」〈枕・二三〉
ひだり‐ぜん【左膳】
⇒夷膳(えびすぜん)2
ほん‐ぜん【本膳】
1 日本料理の正式の膳立てで、二の膳・三の膳などに対して、主となる膳。飯・汁・なます・煮物・香の物をつけて客の正面に据える。一の膳。 2 「本膳料理」の略。
めいめい‐ぜん【銘銘膳】
一人一人に出す食膳。
やく‐ぜん【薬膳】
漢方薬の材料を使った中国料理。健康保持のための食事として、中国の医食同源(薬食同源)の考えから生まれたもの。