い‐あ・てる【射当てる/射中てる】
[動タ下一][文]いあ・つ[タ下二] 1 矢を射て命中させる。「的に—・てる」 2 ねらったものを自分のものにする。「金賞をまんまと—・てる」
いい‐おち【言ひ落ち】
言えば言うほど自分の不利益になること。「申し訳いたす程皆—にて候へども」〈浄・出世景清〉
いい‐き【好い気】
[名・形動]自分の欠点などに気づかないで、得意になっていること。ひとりよがりで他人のことを気にしないこと。また、そのさま。「人の苦労も知らないで—なもんだ」「ちょっとほめると—になる」
いい‐じょう【言(い)条/言(い)状】
1 言いたい事柄。言い分。「自分の—ばかり通そうとして」〈紅葉・金色夜叉〉 2 (「…と」「…とは」を受けて)…とは言うものの。…とは言いながら。「邸うちとは—距離のある森つづきの小径(こみち)...
いいたい‐ほうだい【言いたい放題】
[名・形動]自分の言いたいことを勝手気ままに口に出して言うこと。また、そのさま。「—に酷評する」
いいだしっ‐ぺ【言(い)出しっ屁】
《最初に臭いと言い出した者が、おならをした当人だという意から》 1 自分の無実・潔白などを最初に言い出した者が犯人であること。また、その者。 2 物事を最初に言い出した人。「まず—の君が交渉にあ...
いい‐の・ける【言い退ける】
[動カ下一][文]いひの・く[カ下二]自分の考えを主張して人の言い分をはねつける。「噛んで吐出した様に愛想気(あいそけ)もなく—・けた」〈魯庵・くれの廿八日〉
いい‐はな・つ【言(い)放つ】
[動タ五(四)]自分の考えていることを遠慮なく言う。はっきりと言う。「聴衆にむかって—・つ」
いい‐は・る【言(い)張る】
[動ラ五(四)]自分の考えを主張し続ける。「自説を—・って譲らない」
いい‐まく・る【言い捲る】
[動ラ五(四)]相手が口出しできないくらいに口早に勢いこんで話す。まくし立てる。「自分の意見を—・る」