命(いのち)に替(か)・える
自分の命と引き替えにする。何としても守り抜こう、手に入れようとする気持ちをいう。「—・えても譲れない」「—・える宝はなし」
井(い)の中(なか)の蛙(かわず)大海(たいかい)を知(し)らず
自分の狭い知識や考えにとらわれて、他の広い世界のあることを知らないで得々としているさまをいう。井蛙(せいあ)。
い‐は【異派】
1 自分の流派と違う他の流派。 2 別に立てた一派。別派。
荊(いばら)を負(お)・う
《「負荊(ふけい)」を訓読みにしたもの。自分をむちうってくれるようにイバラの杖(つえ)を負う意から》深く謝罪することのたとえ。「犯した罪のために—・って生きていく」
いほう‐じん【異邦人】
1 外国人。異国人。 2 自分たちは神に選ばれたすぐれた民族であるという誇りから、ユダヤ人が非ユダヤ教徒、特にキリスト教徒を呼んだ語。 3 見知らぬ人。別の地域、社会から来た人。旅人。エトランジ...
いまど‐やき【今戸焼】
1 今戸で産した焼き物。天正年間(1573〜1592)に始まるといわれ、素焼きを主とし、日用雑器・瓦や人形などの玩具も作った。 2 《今戸人形の顔から》不器量のたとえ。「自分の面(つら)あ—の狸...
今(いま)汝(なんじ)は画(かぎ)れり
《「論語」雍也(ようや)から》行う前から自分の力に見切りをつけている。冉求(ぜんきゅう)(子有)が、自分は力が足りないので孔子の教えを実践できないと述べたとき、孔子がそんなことではいけないと諭し...
い‐まわり【居回り】
自分がいる所の周囲。辺り。近辺。「劇場の—も静かであった」〈秋声・足迹〉
い‐むら【居村】
1 出村(でむら)に対して、本村(ほんそん)所在の地。 2 自分の住んでいる村。「我が—へ帰った時分は」〈鳩翁道話・一〉
いや【否】
[感]《「嫌(いや)」と同語源》 1 相手の言ったことを否定し、自分の考えを述べようとするときに用いる語。いいえ。いえ。「—、そんなことはない」 2 自分が言ったこと、考えていたことを取り消すと...