か‐じん【寡人】
[代]《徳の寡(すく)ない者の意》一人称の人代名詞。王や諸侯が自分自身をさしていう。〈和英語林集成〉
か・す【貸す】
[動サ五(四)] 1 自分の金や物などを、ある期間だけ他人に使わせる。「友人にお金を—・す」「本を一日—・す」「タバコの火を—・す」⇔借りる。 2 使用料をとって、ある期間他人に利用させる。「ア...
か・する【嫁する】
[動サ変][文]か・す[サ変] 1 嫁に行く。とつぐ。「梅子嬢(さん)も亦た細川に—・することを喜んで居るようである」〈独歩・富岡先生〉 2 嫁にやる。とつがせる。「お勢を—・するのが厭になって...
かずき‐もの【被き物】
1 頭にかぶるもの。かぶりもの。被衣(かずき)や帽子など。 2 自分の負担となるもの。また、損失となるもの。やっかいもの。「さても大きなる—と、次第にうるさくなって」〈浮・文反古・二〉
かず‐もん【数紋】
ひいきの遊女や役者の紋を自分の紋と並べて衣服につけること。また、その紋。「上には卵色の縮緬に思ひ入れの—」〈浮・一代男・七〉
かせ【枷】
《「かし(枷)」の音変化》 1 昔の刑具の一。鉄や木で作り、罪人の首・手・足などにはめて、からだを自由に動かせないようにするもの。桎梏(しっこく)。かし。 2 心理的、物理的に行動の妨げになるも...
かせ・ぐ【稼ぐ】
[動ガ五(四)] 1 生計を立てるために、一生懸命に働く。「骨身を惜しまず—・ぐ」 2 働いてお金を得る。「学費を—・ぐ」 3 試合などで、得点をあげる。「打点を—・ぐ」「下位力士を相手に星を—...
か‐せつ【仮設】
[名](スル) 1 必要に応じて仮に設けること。「災害地に宿泊所を—する」「—舞台」 2 現実とは別に、頭の中で考えること。また、その内容。「これは純一が自分で自分を弄んでいる—の問題である」〈...
かた‐いじ【片意地】
[名・形動]自分の考えを執拗(しつよう)に押し通すこと。また、そのさま。「—を張る」「—なところがある」
か‐たいじん【家大人】
自分の父を敬っていう語。家君。家厳。「—おなくなりなされた事は」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉