口中(こうちゅう)の雌黄(しおう)
《「晋書」王衍伝から。「雌黄」は、昔中国で黄紙の誤字を塗り消すのに用いた顔料》自分の言説の誤りを訂正すること。
こう‐どう【行動】
[名](スル) 1 あることを目的として、実際に何かをすること。行い。「具体的な—を起こす」「—を共にする」「自分で考えて—する」「—力」 2 心理学で、外部から観察可能な人間や動物の反応をいう...
甲(こう)に◦着(き)る
他人の威光を借りたり、自分の地位を利用したりしていばることのたとえ。笠に着る。「主人を—◦着て、酒機嫌の刃物三昧」〈浄・浪花鑑〉
こう‐は【硬派】
1 自分たちの意見や主義を強く主張し押し通そうとする一派。強硬派。「—の意見に押される」⇔軟派。 2 新聞・雑誌などで、文芸や芸能関係の記事に対して、政治・経済関係の記事。また、その記者。さらに...
こう‐はい【後輩】
《あとに生まれた人の意》 1 年齢・地位・経験や学問・技芸などで、自分より下の人。後進。⇔先輩。 2 同じ学校・職場などで、あとから入ってきた人。⇔先輩。
こうふくもの【幸福者】
武者小路実篤の小説。大正8年(1919)、雑誌「白樺」に連載。連載開始当初の題名は「自分の師」。
こう‐ふん【公憤】
社会の悪に対して、自分の利害をこえて感じる憤り。「—を覚える」⇔私憤。
こう‐まん【高慢】
[名・形動]自分の才能・容貌(ようぼう)などが人よりすぐれていると思い上がって、人を見下すこと。また、そのさま。「—の鼻を折る」「—な人気俳優」 [派生]こうまんさ[名]
こう‐もん【告文】
1 神に対して申し上げること・願いごとなどを書き記した文書。つげぶみ。こうぶん。 2 自分の言動に虚偽のないことを、神仏に誓ったり、相手に表明したりするために書く文書。起請文(きしょうもん)。こ...
紺屋(こうや)の白袴(しろばかま)
紺屋が、自分の袴は染めないで、いつも白袴をはいていること。他人のことに忙しくて、自分自身のことには手が回らないことのたとえ。こうやのしらばかま。