ひから‐か・す【光らかす】
[動サ五(四)] 1 やたらに光らせる。「ぴかぴかに靴を—・す」 2 威光・才能・持ち物などを自慢げに示す。ひけらかす。「御旗本を—・し」〈甲陽軍鑑・二九〉
ひけら‐か・す
[動サ五(四)]得意そうに見せる。見せびらかす。自慢する。「知識を—・す」
ひげやぐら【髭櫓】
狂言。夫の自慢の大髭を嫌っていた妻が、近所の女房たちと大毛抜きをもって攻めてくる。夫はひげの周囲に櫓をつけて防戦するが、敗れて抜き取られる。
髭(ひげ)を撫(な)・でる
得意そうな態度をとる。自慢顔をする。「—・でて傍観する」
ひとり‐じまん【独り自慢】
他人がほめないのに、自分ひとりで自慢すること。
ひる‐とび【昼鳶】
「ひるとんび」に同じ。「—とて透き間を窺ふ盗賊通ひ合はせ」〈浮・諸芸独自慢・五〉
ふい‐ちょう【吹聴】
[名](スル)言いふらすこと。言い広めること。「自慢話を—して回る」
ふき‐がたり【吹き語り】
自分のことを自慢げに話すこと。「かかることなどぞみづから言ふは、—などにもあり」〈枕・二七八〉
ふき‐だ・す【吹(き)出す/噴(き)出す】
[動サ五(四)] 1 ㋐(吹き出す)風が吹きはじめる。「秋風が—・す」 ㋑こらえきれずに笑いだす。「おかしくて、つい—・す」 ㋒内にあるものが勢いよく外に出る。「血が—・す」「汗がどっと—・す」...
ふき‐とおし【吹(き)通し】
1 風が吹き抜けること。また、その場所。吹き抜け。「—の廊下」 2 《「ふきどおし」とも》 ㋐風が休みなく吹きつづけること。 ㋑大言壮語や自慢話をしつづけること。「年じゅう法螺(ほら)の—」