おうめい‐しゃ【嚶鳴社】
明治11年(1878)沼間守一(ぬまもりかず)が主宰した自由民権系の政治結社。明治6年(1873)結成の法律講義会を改称したもので、「嚶鳴雑誌」を刊行。同15年解散。
おうゆう‐むへん【応用無辺】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が、世の人を救うために時と所を選ばないで現れる、その自由自在の働き。
おうよう‐か【応用花】
立花や生花などの既成様式の花型を応用して生けた自由花風の生け花。
おおきな‐せいふ【大きな政府】
政府が経済活動に積極的に介入することで、社会資本を整備し、国民の生活を安定させ、所得格差を是正しようとする考え方。政府の財政支出が増えるため、税金や社会保障費などの国民負担率が高くなり、「高福祉...
おおさか‐じけん【大阪事件】
明治18年(1885)、自由党左派の大井憲太郎らが、朝鮮にクーデターを起こして独立党に政権を握らせようと企てた事件。渡航寸前に発覚し、大阪・長崎で逮捕された。
おおしま‐は【大島派】
自由民主党の派閥の一。番町政策研究所の平成24年(2012)から同27年の通称。高村派を大島理森が継承した。→山東派
おおひら‐は【大平派】
自由民主党の派閥の一。宏池(こうち)会の昭和46年(1971)から同55年(1980)における通称。会長は大平正芳。→鈴木派
おか・す【侵す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 他者の権利・権限などを損なう行為をする。侵害する。「所有権を—・す」「思想の自由を—・してはならない」 2 他国の土地に不法に入り込む。侵入する。侵略す...
お‐がせ【麻桛/苧桛/纑】
1 紡いだ麻糸を枠にかけて巻き取ったもの。また、その枠。 2 乱れもつれるさまのたとえ。「恋に心をひねり麻(そ)の—乱いた胸のうち」〈浄・丹波与作〉 3 自由を束縛するもののたとえ。「ああ、子は...
おき‐ごたつ【置き炬燵/置き火燵】
自由に移動できるこたつ。底板のあるやぐらの中に、炭火をいける陶器を置いたもの。切りごたつ・掘りごたつに対していう。《季 冬》「住みつかぬ旅のこころや—/芭蕉」