さるがく‐ざ【猿楽座】
特定の社寺の神事や法会に猿楽を奉仕し、興行の独占権を与えられた猿楽師の専業団体。中世初期に発生、大和・丹波・近江(おうみ)・伊勢・宇治などで形成された。現行の能は、主に大和の猿楽座の流れをくむ。...
さんしょうてい‐からく【三笑亭可楽】
[1777〜1833]江戸後期の落語家。江戸の生まれ。俗称、京屋又三郎。三笑派の祖。江戸で初めて寄席興行を行い、また三題噺(さんだいばなし)を創始した。
さん‐の‐かわり【三の替(わ)り】
1 同じ一座による芝居興行で、演目の三度目の替わり。 2 京坂で、歌舞伎の3月興行。顔見世に次ぐ初春興行を二の替わりといい、その次の興行の意。江戸では弥生(やよい)狂言。《季 春》
さんぼん‐だて【三本立て】
1 映画などの興行で、3本の作品を上映・上演すること。 2 三つの物事を同時に行うこと。
サーキット【circuit】
《巡回の意》 1 電気回路。回路。 2 自動車・オートバイなどの競走用につくられた環状道路。 3 劇場・映画館などの興行系統。
ざ【座】
[音]ザ(呉) [訓]すわる います [学習漢字]6年 1 すわる所。また、会合の席。「座興・座席・座右(ざゆう)/王座・講座・首座・上座・即座・中座・当座・末座・満座」 2 すわる。「座業・座...
ざいりゅう‐しかく【在留資格】
外国人が日本に入国・在留するための資格。日本で行うことができる活動や、日本において有する身分・地位を類型化したもの。入管法に規定。外交・報道・研究・企業内転勤・興行・技能実習・短期滞在・留学・永...
ざ‐こう【座功】
連歌などの興行や一座に参加して経験を積むこと。
ざ‐ばらい【座払ひ】
芝居などの観覧料を支払うこと。また、芝居の興行主から役者や道具方などへの支払い金。芝居興行のための仕込み金。「道頓堀の—のたよりともなる」〈浮・永代蔵・三〉
ざ‐もと【座元/座本】
江戸時代の劇場興行で、江戸では興行権の所有者、京坂ではその名義を借りて興行する興行責任者。櫓主(やぐらぬし)。太夫元(たゆうもと)。→名代(なだい)