マーラーユ【麻辣油】
《(中国語)》胡麻(ごま)油に花椒(かしょう)と赤唐辛子を入れて熱した調味料。舌がしびれるような辛みがある。
み【味】
[名]舌の感覚の一つ。あじ。味覚。 [接尾]助数詞。飲食物や薬品などの種類を数えるのに用いる。「漢方薬三—」
み‐かく【味覚】
味を感じる感覚。唾液(だえき)に溶けた化学物質が主に舌を刺激することによって起こり、甘さ・酸っぱさ・塩辛さ・苦さを感じ取る。「—をそそる」「—の秋」 [補説]近年、甘味、酸味、塩味、苦味と並んで...
みかく‐きかん【味覚器官】
水に溶けた化学物質の刺激を感知する器官。脊椎動物では口の中、特に舌に分布する味蕾(みらい)で、魚では体表などにもある。昆虫では口器のほか触角・肢端などにある。味覚器。味官。
みかく‐しんけい【味覚神経】
味覚をつかさどる神経。舌の前部では顔面神経、後部では舌咽(ぜついん)神経、のどなどでは迷走神経が関与し、橋(きょう)・視床・大脳皮質の味覚野へと伝える。
みつ‐すい【蜜吸】
スズメ目ミツスイ科の鳥の総称。全長10〜45センチ。色彩はさまざまであるが、派手なものが少なくない。多くはくちばしが細長く、舌はブラシ状をし、花蜜を好む。約170種がオーストラリア・ニューギニア...
みょう‐みょう【妙妙】
[形動タリ]きわめてすぐれているさま。すばらしいさま。「徒らに弁を弄し—舌を動かして」〈利光鶴松・政党評判記〉
み‐らい【味蕾】
脊椎動物の味覚器。主に舌の粘膜の乳頭に分布する、花の蕾(つぼみ)状の器官。頂部の小孔から味の刺激を受け、味覚神経に伝える。味覚芽。
むかし‐ばなし【昔話/昔噺】
1 以前の出来事・経験などについての話。むかしがたり。むかしものがたり。「今ではすっかり—になった」 2 民俗学で、口承文芸の一。子供に語って聞かせるたぐいの、空想的な世界を内容とする話。ふつう...
むず‐おれ【むず折れ】
急に気分が変わること。「大口舌の事は忘れて、—がして女郎を去(い)なす物でござる」〈浮・禁短気・五〉