うずら【鶉】
1 キジ科の鳥。全長約20センチ、体は丸く尾は短い。全体に茶色で、黄白色の縦斑と黒斑とがある。草原にすみ、地上を歩き回る。ユーラシア・北アフリカに分布。古くは鳴き声を楽しむために飼育された。肉・...
うたい‐ぞめ【謡初め】
新年に謡曲の謡い始めをする儀式。室町時代に始まり、江戸時代には幕府の盛大な儀式であった。《季 新年》「敷舞台拭き清めあり—/虚子」
うた‐うたい【歌歌い/歌唄い/歌謡い】
1 歌をうたうのを職業とする人。歌手。 2 歌舞伎で、長唄をうたう人。特に、立唄(たてうた)と脇唄(わきうた)以外のうたい手。 3 謡(うたい)を専門にうたう人。「若い—が、…高砂を謳出した」〈...
うたうら【歌占】
謡曲。四番目物。観世十郎元雅作。歌占を業とする渡会家次(わたらいいえつぐ)が、白山の麓で子の幸菊丸と再会し、神がかりとなって地獄の曲舞(くせまい)を舞う。
うたがわし・い【疑わしい】
[形][文]うたがは・し[シク] 1 真実かどうか疑いたくなるようすである。信用できない。「—・い説」 2 はたしてそうなるかどうか不確かである。「目標達成は—・い」 3 普通でない。怪しい。不...
うた‐びと【歌人】
1 和歌を作る人。歌詠み。かじん。 2 一般に、詩人。「実務には役に立たざる—と我を見る人に金借りにけり」〈啄木・一握の砂〉 3 歌をじょうずに歌う人。歌い手。「—と我を召すらめや」〈万・三八八...
うた‐まい【歌舞】
歌と舞。管弦と舞楽。
うたまい‐どころ【歌舞所】
奈良時代ごろの歌舞をつかさどった役所。大宝令にある雅楽寮の一部か、別の役所かは不明。日本固有の歌舞を扱ったらしい。
うたまい‐の‐つかさ【楽官/雅楽寮】
1 律令制施行以前、朝廷で歌舞音楽をつかさどった役所。また、それに属する人。楽官(がっかん)。 2 ⇒ががくりょう(雅楽寮)
うち‐あげ【打(ち)上げ/打(ち)揚げ】
1 空高く上げること。「気象衛星の—」 2 ㋐芝居や相撲などの興行を終えること。 ㋑事業や仕事などを終えること。また、その終了を祝う宴。 3 「打ち上げ花火」の略。 4 能楽の囃子(はやし)や歌...