ものみ‐まど【物見窓】
1 城・家・乗り物などで、外を見るために設けた窓。 2 能舞台で、鏡の間の幕口に向かって右側の壁にある連子窓。舞台のようすを見るためのもの。嵐窓(あらしまど)。奉行窓。
モハーチ【Mohács】
ハンガリー南西部の町。ドナウ川西岸、クロアチアとセルビアとの国境近くに位置する。ラヨシュ2世率いるハンガリー王国軍がオスマン帝国軍に大敗を喫し、約150年にわたってオスマン帝国の支配を受けるきっ...
もみじがり【紅葉狩】
謡曲。五番目物。観世小次郎信光作。平維茂(たいらのこれもち)が戸隠山中で女に化けた鬼に紅葉狩りの宴に誘われ、命が危うくなるが、男山八幡の神助を得て本性を現した鬼を退治する。
歌舞伎舞踊。常磐...
もみじ‐の‐が【紅葉賀】
紅葉のころに催す賀の祝宴。また、紅葉の木陰で宴を開くこと。《季 秋》「—わたしら火鉢あっても無くても/青畝」
源氏物語第7巻の巻名。光源氏18歳から19歳。源氏が舞を舞った紅葉のころの祝宴と...
もものい‐こうわかまる【桃井幸若丸】
幸若舞の創始者と伝えられる人物。越前の人。南北朝時代の武将桃井直常の孫といわれる。名は直詮(なおあき)。幸若丸は幼名。室町前期、比叡山の稚児であったとき、平曲・声明(しょうみょう)などを取り入れ...
もりた‐ざ【森田座/守田座】
歌舞伎劇場。江戸三座の一。万治3年(1660)森田太郎兵衛が木挽町に創設。以後、代々の森田勘弥が座元を務め、安政3年(1856)守田座と改めた。明治5年(1872)猿若町から新富町に移転し、同8...
モロッコ【Morocco】
米国の映画。1930年作。監督はスタンバーグ。主演はゲイリー=クーパー、マレーネ=ディートリヒ。北アフリカのモロッコを舞台に、外人部隊の兵士と酒場の歌姫の恋と別れを描く。日本では、初めてスーパー...
もろ‐まい【諸舞】
東遊(あずまあそ)びを構成する駿河(するが)舞と求子(もとめご)舞の両方とも舞うこと。→片舞
もん‐かんばん【紋看板】
江戸時代、歌舞伎劇場の看板の一種。主な役者の名を、それぞれの定紋や役柄の下に1枚ずつに分けて書いたもの。作者や振り付けの名などのものもある。
モンガル【Mongar】
ブータン東部の町。モンガル県の県庁所在地。近代化以降に建設され、東西および南北を結ぶ幹線道路の交点に位置する。モンガルゾンという城で毎年秋に催される仮面舞踏チャムの祭りが有名。