げん【舷】
船の両側面。ふなべり。ふなばた。
げん【舷】
[常用漢字] [音]ゲン(呉) [訓]ふなばた ふなべり。ふなばた。「舷窓・舷側/右舷・左舷」
げん‐げん【舷舷】
ふなばたとふなばた。「—相摩(あいま)す」
舷舷(げんげん)相摩(ま)・す
ふなばたが互いに擦れ合う。船と船とが接近して激しく戦うようすを表す言葉。
げん‐しょう【舷牆/舷墻】
甲板の両舷側に設けた鋼板のさく。人の転落や波浪を防ぐもの。
げん‐そう【舷窓】
船体の側面に作られた、採光・通風用の小窓。
げん‐そく【舷側】
船体の側面。ふなばた。ふなべり。
げんそく‐わたし【舷側渡し】
⇒エフ‐エー‐エス(FAS)
げん‐てい【舷梯】
船べりに取り付けて、乗船・下船に用いるはしご。ふなばしご。タラップ。
げん‐とう【舷灯】
夜間、航行中の船舶が進行方向を他船に知らせるため、両舷に掲げる色灯。右舷に緑灯、左舷に紅灯をつける。