ふな‐だま【船玉/船霊/船魂】
1 航海の安全を守る神。住吉神(すみのえのかみ)・水天宮・金比羅権現などで、そのお札を船内に貼る。 2 漁船の守護神として信仰されている神霊。新造のとき、船大工が女性の毛髪や人形(ひとがた)・さ...
ふな‐だまり【船溜まり】
風波を避けて船が停泊する所。また、碇(いかり)をおろして船が休止する所。
ふな‐だより【船便り】
船の便宜。ふなびん。「大坂への—も回り遠く」〈浮・一代男・七〉
ふな‐だんす【船箪笥】
千石船などの船乗りが船室で用いた箪笥。遭難などを考慮して小形で頑丈に作ってある。
ふな‐ちん【船賃】
船に乗ったり、船を雇ったりするときに支払う料金。また、物を船で運ぶときの料金。
ふな‐つ【船津】
船が停泊する所。船着き場。「秋風に川波立ちぬしましくは八十(やそ)の—に御舟(みふね)留めよ」〈万・二〇四六〉
ふな‐つき【船着き】
「船着き場」に同じ。
ふなつき‐ば【船着き場】
船が着いてとまる所。船の発着する所。
ふな‐づみ【船積み】
[名](スル)船に貨物を積み込むこと。「輸出品を—する」
ふな‐づり【船釣(り)】
船に乗って行う釣り。ふねづり。