ほ‐ぶね【帆船】
帆掛け船。はんせん。
ほまえ‐せん【帆前船】
風の力を利用して進む洋式帆船(はんせん)。幕末期に和式帆船に対していった。
ほん‐せん【本船】
1 船団などの中心となる船。親船。もとぶね。 2 この船。当船。
ぼ‐せん【母船】
遠洋漁業船団で、多くの小型漁船を率い、必要な物資を補給したり、漁獲物の処理・加工・保存などを行ったりする大型の船。親船。→独航船(どっこうせん)
ぼん‐ぶね【盆舟】
「精霊舟(しょうりょうぶね)」に同じ。
ぽんぽん‐せん【ぽんぽん船】
⇒ぽんぽん蒸気
まあみ‐ぶね【真網船】
真網を受け持つ船。左側を受け持つ逆網(さかあみ)船に対し親船となる。
まえ‐ぶね【前船】
《「まえふね」とも》江戸時代から明治時代にかけての歌舞伎劇場の観客席で、2階正面桟敷の前面に張り出して作られた席(引船(ひきふね))の最前列。本船(ほんぶね)。
まつら‐ぶね【松浦船】
松浦地方でつくった船。「さ夜ふけて堀江漕ぐなる—梶の音高し水脈(みを)速みかも」〈万・一一四三〉
まるき‐ぶね【丸木舟】
1本の木の幹をくりぬいて造った船。くり舟。丸太舟。